「はなまき朝ごはんプロジェクト」が始まりました。
※ 「はなまき朝ごはんプロジェクト」でインターネット検索!
おいしいお米をその土地の水で炊き、
その土地で採れた食材で作ったおかずと共に食す。
そんな究極の朝ごはんを召し上がって頂くべく、
花巻温泉郷の3軒の温泉宿の仲良し若旦那で集まり、
「はなまき朝ごはんプロジェクト」はスタートしました。
仲良し3人組から始まったこの取り組みですが、
今後は3軒にとどまらず、花巻温泉郷のすべてのお宿、
さらには、岩手県内の温泉宿の参加する取り組みにしたいと
こっそり目論んでいます
具体的に今回・・・
実際に農家さんを訪ね、野菜に触れ、お話を聞きました。
その農家さんから直接仕入れる。
つまり、直接お野菜を購入いたします。
第一段の野菜は「水なす」!!
夏季限定、数量限定となりますが・・・
想いのつまった野菜「水なす」を
花巻温泉郷3軒のお宿の朝食でご提供いたします。
実際、農家さんに足を運んで食べた「水なす」!!
みずみずしさと甘さに本当に驚きました。
産地や、農家さんを限定してしまうことは、
収穫の状況や数量に限りがあることなどから
ご提供できない場合のリスクがあります。
しかしながら、そのような事情も、
きっとお客様にご説明すればご理解いただけるはず。
また、同じ地域の旅館が集い、お客様の満足度向上や地域への集客のために
共に同じ想いで取り組む。
その第一歩となればとの想いです。
毎日のご提供は難しいかもしれませんが、
ぜひお泊りいただきお召し上がりいただけた際には、
ご感想を頂戴できればと思います。
旅館の若旦那3名で始めるこのプロジェクト。
少しずつ少しずつ、でも前へ前へ。
第2弾も進行中です!!
■「はなまき朝ごはんプロジェクト」詳細
http://www.asagohan-hanamaki.com/
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◎ はなまき朝ごはんプロジェクトの定義
・岩手県産ひとめぼれを使用。
・岩手県産の野菜1つを共通食材として、ご飯に合う朝食のおかずを提供する。
◎農家さんとの連携
地域に脈々と息づく食材は、その土地の文化でもあります。
土地の文化を先人から受け継ぎ、未来へ継承するのも旅館の大事な役割です。
地域の農家さんに直接赴き、自分たちの目で見た地元で取れる野菜を使って
料理を提供することで、その役割の一つになると考えます。
地域の食文化の継承者として、旅館は次世代に残すべき商品を開発発信して
いきます。
◎どうして朝ごはんなの?
旅館の夕食が華やかで品数が多く、お酒など飲み物を楽しむのもだとしたら、
朝食は料理の素材や味わいをゆっくり楽しむことができるひとときです。
旅の記憶に最も残る食事は、宿を発つ日の朝食ではないでしょうか?
◎2014年夏季の食材 水なす
・生産者 高橋 賢 様(岩手県北上市)
・提供予定期間:7月下旬から8月下旬まで
※収穫の状況により、ご提供できない場合がございます。
また、数量に限りがございます。ご了承ください。
◎生産者 高橋 賢 様(岩手県北上市)のご紹介
岩手県北上市で季節に応じた多品目の野菜栽培の農家を経営されています。
もともと兼業農家だった実家を継承する形で、専業農家を始めましたが、
日の出前から夜遅くまでという農業の繁忙期の大変さはわかってはいたもの
の、実際に自分が経営してみると、改めて農業は『ワークライフバランス』とい
うより、『ワーク=ライフスタイル』なのだと、感じているそうです。
高橋さんの目指す農業のスタイルは、『楽しく』『賢く』『かっこ良く』で、
周りの人から「楽しそうだね」と言われるのが一番嬉しいとおっしゃってい
ました。
そうした中で、自分たち農家の後継者たちには、果たすべき社会的責務があ
るという事を感じてらっしゃるそうです。
『地産地消の推進』『食育の奨励』『農ある豊かな情景を守る』
この3つを次世代へと繋いでいく。農業とはそういった仕事であると誇りを持
って、日々、作業に取り組んでいらっしゃいます。
◎鉛温泉・藤三旅館の朝食一品:水茄子の塩ねばり漬け
水茄子本来のみずみずしさを活かすため、岩手県野田の塩で浅漬けにし、がごめ昆布の
ねばりと和えました。アクセントにみょうがと山菜のみずを混ぜ食感も豊かさにあっさりと
仕上がった朝についついお箸が進む一品です。